はじめは質より量を求めよ
効率重視
とても大切ですが、最初から効率を意識しすぎるのは、よくありません。
効率を意識するあまり、行動に着手できないというのでは、その場でスタートダッシュを切った人に、差をつけられてしまします。でも効率を意識すること自体は悪くありません。行動することは恐れず、実行に移した後に振り替えることが大切なんですね。
効率を重視する前に大切な思考法
私は、あまりにも効率が悪いことをしてしまったときに、とても嫌悪感を覚えてしまうことがあります。こんなことに「二時間もかけてしまった。」という時、ありませんか。でも、「次やるときどうすればもっと効率よく取り組めるか」をめちゃめちゃ考えます。
私がしていた仕事は確認する作業が多い仕事でした。そのたびに、xdfファイル、DWGファイル、xlsxファイル、xmlファイル違う種類のファイル形式の仕様書、計画書、図面、管理基準書を確認するために、Excel、Word、CAD、Docuworks、PDF acroat readerなど、いろんなファイルを開くために、いろんなソフトを起動しなければならず、確認するだけの作業に時間がかかっていました。
ソフトを起動すれば起動するほど、PCが重くなります。または固まります。固まったら最悪の場合再起動です。そして、夜中遅くまで仕事をしていると「あれ?今俺なんでこのファイル開いたんだっけ?」というように、やってる最中で度忘れするのです。
また、「あのファイルはサーバー上のどこに保管してあるんだっけ」っと、探しあてるのに数分かかることがありました。こんなことをやってると、本当に作業が進まなくてイライラしました。
イライラにイライラを重ねた私は、とっておきの方法を思いつきました。
OneNoteに貼り付ければいい。
そこで、私が楽になるために使い始めたのがMircrosoftの「One Note」です。ここにまた確認するであろうものを全部入れるようにしました。写真をパシャっととって、張り付ける。スマホやパソコンの画面をスクリーンショット「windowsキー+shiftキー+s」をして、それをOne Noteに貼り付ける。PDFも使いそうなものは添付しておく(下画像参照)。スケッチもここに書いて保存する。何でもかんでもOneNoteに放り込んで、OneNoteさえ見れば、確認できるようにしました。
OneNoteは勝手に同期してくれているので、ipad、iphone、windows、apple watchすべてで確認できるんですよね。なので、確認のスピードが速い。検索もOneNoteですれば、自分が欲しい資料が見つかる。
私のOneNote(縮小画面)
OneNoteを使うようになってからは、わざわざパソコン開いてソフトを起動して、データファイルを開いて確認するということがなくなりました。無駄なところで、頭を疲れさせたり、時間をかけたりすることがなくなりました。
「次やるときどうすればもっと効率よく取り組めるか」を考えて、楽になるために改善しました。そうすることで、探す時間が大幅に減りました。
どうすれば、楽にできるか思考法から取得したスキル
→ショートカットキー、ブラインドタッチ、音声入力
この思考で仕事をしているので、周りの人よりもウィンドウズのショートカットキーも誰よりも知っています(実用的でないものは忘れてしまいますが...)。よく人前でPCをいじると、「今何やったの?」と驚かれます。おすすめは「windows+D」、「windows+w」、「windows+ctrl+D」、「windows+V」など、挙げればきりがないですね(ただのノウハウなので、ここに時間を取りすぎるのは禁物です)。
話が横道にそれましたが、ここで伝えたいことは、
こういう改善案って
やったから生まれるんですよね。
やってるときに、課題が見つかるんです。
課題が見つかったら、それに対策を練って、次同じことを行うときに同じように躓かなければいいんです。
だからまず行動を起こしてください。それで課題に躓いたら、改善する。そうやって行動しながら質を高めていくんです。同じことに対し、同じ躓きをしない。それが大切です。
「忘れっぽい」だからこう改善した。
私の課題は「忘れっぽいこと」です。5言われたら0覚えます。というのは冗談で、1か2くらいはたぶん覚えてます。(汗)なので、この課題にたいして、僕がした改善が
1.確認できるように保存する場所は一か所(OneNote)
2.すぐに確認できるようにしておく(OneNote、リマインダー、caleders)
3.後で思い出したいものは、日時指定でリマインダーを使う(面倒なので、siriに話しかけてリマインドしてます。)
4.パッと思いついたことをメモしたいときは、電子メモに書き出す(下の写真参照)
の4つです。やってるうちに、同じ失敗したくない。そう思って、改善しました。そのおかげで、デバイスを活用して復習も確認も楽になって、忘れても思い出せるようになりました。もちろん何よりも、早くなった。
だから、とりあえず効率重視する前に行動、行動して失敗、失敗して改善、改善して行動、こうやってちょっとずつ効率化していきませんか?
改善したら、次はうまくいった。→楽しい
この思考のいいところは「早くなるし楽になる」以外にもう一つあります。それは、「楽しくなる」です。失敗したことに関して、また同じ場面になったときは次はうまくこなせるようになるからです。そうなると、「やった。うまくいった。早くなった。楽になった。」とちょっと感動するんです。
うまくできなかったことがうまくいくと、うれしくなる。改善すると、感動する。だから、前やった時よりもちょっと楽しい。
「行動」+「失敗」=「悲しい、残念、つらい、やめたい」
になりますが、
「行動」+「失敗」+「改善」+「再挑戦」+「成功」=「楽しい、やったー、うれしい」
になるのです。私が自分でやってて見つけた法則です。だから、最初はめげずにやってみてほしいです。
さあ、立ち上がれ
最初から効率の良い人なんかいませんよ。みんな最初は足が遅かった。というより、立てもしなかった。それを改善して、改善して、次第に長く立てるようになった。1歩歩けるようになった。3歩歩けるようになった。ちょっと走れるようになった。普通に走れるようになった。
みんなもともと「立つ」という行動を起こして、改善していったのです。そしたら、気づいたら、走れるようになった(効率化)。そしてその瞬間たぶん当の本人はうれしかったはず。たぶん、赤ちゃんで覚えてないと思いますが、立てた瞬間や歩けた瞬間って絶対悲しんで泣いてなかったと思うんです。そうやって、うまくいかなかったものを、改善してうまくいったら感動するんです。
だから、
行動してほしいのです。
失敗してほしいのです。
改善してほしいのです。
再挑戦してほしいのです。
成功してほしいのです。
皆さんにちょっとでも、伝われば幸いです。
今日はこんなところで、失礼します。最後まで読んでくださりありがとうございました。